第1回 谷口先生のセミナーが終了しました
第1回 発達障害かな?と思われるお子さんへの対応ノウハウセミナー
谷口祐司 先生を広島からお呼びして、
7月30日 14時から 三田いきいきプラザ で行いました。
まだほんのさわりしかご報告出来ませんが
雰囲気だけ先にお伝えいたします。
谷口祐司先生は、
広島の幼稚園で特別支援コーディネーターとして
担任は持たず専任で日々実践をなさっています。
まず冒頭、ご自身がADHDに気付いた時の話から始まり、
ご自身の失敗談を交えてお話を聞かせてくださいました。
まず、いまの日本の環境が子供にとって本当にいいものなのかどうか。
生まれたばかりのひな鳥が親鳥にくっついて行く習性(遺伝子のプログラム)を例に出して
人間にとってあらかじめ予想された(遺伝子にプログラムされた)環境
=『EEE」という概念を教えていただきました。
脳にとってごく普通にあるべき環境のことだそうです。
200万年かかって発達してきた脳にプログラムされた「EEE」という環境が、
ここ100年で激変し、脳が全然追いついていっていないという説明でした。
200万年を24時間に換算すると、
激変した100年間はたったの3秒にしかならない。
当然、脳はその変化に追いついていないということ。
現代の日本の環境 3つの特徴
・核家族化
・少子化
・欧米化
人とのふれあいの機会がほとんどない。
いままでたくさんの家族に囲まれて
グループで生活していた状態
それが脳にとっての「EEE」のはずが、
いまはその環境を作るのが大変難しくなっている。
環境のせいで発達障害状態になっているか
生まれながらの発達障害なのか
分からないけれど
対応をしなければならない。
なによりも教育の現場ではいま
その数が毎年確実に増え続けていて
問題になっている。
まだ細かくご報告できませんが・・・
その後、
・神経伝達物質のお話
・問題行動をストップさせるためのヒントの見つけ出し方
途中ワークショップなども交えながら
最後に、
・脳に良い食事
についてもご説明いただきました。
セミナー後のメールアンケートでも
もう一度聞きたいという声がほんとに多数寄せられましたので
ぜひまた実施したいと思っております!
当日ご参加の皆様
本当にありがとうございました!
今回、動画も撮影しましたので、
編集後、どこかにアップいたします。
時間がかかりそうなので
いましばらくお待ちくださいませ。