活性酸素
みなさん、「活性酸素」という言葉は聞いたことがありますか?
呼吸によって取り入れた酸素のうち
約 3~5%ぐらいが「活性酸素」に変化するといわれています。
「活性酸素」は、健康な細胞を酸化したり遺伝子にキズをつけたりします。
人体の約60兆個もある細胞は
血液によって栄養や酸素を取り入れたり老廃物を排出したりして生体機能を維持しています。
「活性酸素」が血液の中で発生すると
血中のコレステロールが酸化されて動脈の内側にある内膜に入り込み
動脈の内側がこぶ状になり動脈硬化と言われる状態にな ります。
動脈硬化が進むと、血液の通り道が細くなっ たり血管が硬くなったりして
血液が流れにくくなり、全身の細胞にしっかり栄養が行き渡らなくなります。
すると1つ1つの細胞に元気がなくなり老化という現象の一因になります。
動物界ではネズミやウサギなどの小型動物は寿命が短 く
ゾウなどの大型動物は寿命が長いのですが
これは小さい動物がちょこまかと動いて重量比で呼吸量が多く
大きな動物は動きもゆっ くりしていて重量比で呼吸量が少なく
呼吸により発生する「活性酸素」の量が寿命に大きく影響していると言われています。
しかし、生物界の頂点にいる人間は
身体は それほど大きくないにも関わらず
もともと「活性酸素」を除去する力がずば抜けて高く
長寿の動物です。
そして、人間界では女性の方が男性よりも世界中で平均7歳ぐらい長寿です。
日本人の場合、 男性が79.59歳 女性が86.36歳 ←女性の方が6.77歳長生き。
(厚生労働省平成22年都道府県別生命表より)
これは「活性酸素」を消去する力が高い女性ホルモンの 影響もあるのではないかと言われています。
それから、長寿の家系は「活性酸素」を消去する力がもともと高い遺伝子を持ち
代々それを受け継いでいる可能性があると言われています。
それから、栄養の影響も大きいと考えられます。
日本は現在、世界最高の長寿国と言われていますが
栄養状態の悪い江戸時代には、人生50年以下だったと言われています。
「活性酸素」を消去する力は20代をピークとして
加齢とともに年々低下してしまいます。
「活性酸素」を消去してくれる食べ物をたくさん摂ることで
年々衰える「活性酸素」消去力を補い
血管もイキイキと健康で長生きにつながると考えられます。
ちなみに、太陽光に含まれる紫外線によっても「活性酸素」が発生するのですが
植物は光合成をしなければならないので「活性酸素」の害から逃れることが出来ません。
植物は「活性酸素」を消去する力のある色素を身につけることで
「活性酸素」の害から自分を守っているのです。
緑や黄色、赤などの色は、「活性酸素」から身を守るために植物 が身につけたバリアなのです。
我々はこれらをたくさん食べることで
植物の色素 の力を利用して「活性酸素」の害から身を守ることが出来るのです。
アリストテレスは
「人間は血管から老いる」と言いました。
野菜や果物を多く取る事は大切です!
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