ロコモ (ロコモティブシンドローム)
長生きは素敵なことですが、もっと大切なのはその中身ではないでしょうか。
長寿を誇る日本でも生活の質が重要な課題になってきています。
自分の食べたいものが食べられる。
自由に行きたいところへ自分で行ける・・・
年をとっても自分の足で歩けるというのは非常に大切なことです。
それを阻むのが、膝や腰などの関節の痛みでしょう。
若い人のスポーツによる膝痛と違って、年齢とともにカラダの関節が痛くなるのが変形性関節症です。
その原因は軟骨がすり減る老化現象といわれるもの。
関節の中でクッションの役割をしている軟骨が損傷すると痛みか出てくるのです。
変形性関節症は体重がかかりやすい膝、股関節、腰椎、首、くるぶしなどに多く見られます。
中高年になると多発し、男性より女性に、また肥満気味の人やカラダを酷使するスポーツマンなどにも多く見られます。
年をとると変形性関節症になりやすいのは、老化によって軟骨の再生が分解に追いつかなくなるから。
体重の重い人はそれだけ膝の軟骨に強い力が加わるため損傷が早く進みます。
また日本人に多いO脚も
膝の軟骨が偏ってすり減ってしまうために
変形性膝関節症になりやすいと言われています。
膝の軟骨の健康を維持するためには
軟骨に加わる衝撃を和らげてくれる足の筋肉量の維持も大切です。
充分な量のタンパク質を摂ることと
運動の習慣づけが大事になってきます。
一番手軽でおすすめなのは・・・
出来るだけ早いスピードでのウォーキングと
運動直後に「牛乳」を飲むことです。
この直後というタイミングがとっても重要で
牛乳に含まれるタンパク質が効率的に吸収され
筋肉の原料となるのです。
運動選手が筋肉を増やすためによく使う方法を
手軽にアレンジしたものです。
ぜひ一度お試しになってみてください!