血管若返り法
ご存じの通り、ヒトは年齢と共に血管の弾力性が無くなり
徐々に血圧が高くなってきます。
血管が柔らかいと、心臓が血液を送り出した瞬間に血管が伸びて圧力を吸収できるのですが
血管が固くなってくると、逃げ道の無くなった圧力がそのまま血管の内側を痛めつけ始めます。
その結果、血管が若いときと比べ高齢者では2倍もの圧力が血管の内側にかかる場合があり
圧力に耐えきれなくなった血管が破けて
脳梗塞や心筋梗塞を発症したりしてしまいます。
血管を若々しく保つためには運動が大事ですが
運動の中でも、特にランニングや水泳、自転車やウォーキングなどの
有酸素運動が一番いいと言われています。
運動をすることによって血液が勢いよく血管の中を流れることによって刺激を受けた
血管の内皮細胞から一酸化窒素が放出され
一酸化窒素が血管の収縮に関わっている血管内の筋肉に伝わり
筋肉をゆるめることで血管が拡がり
血管年齢が若返るというものです。
週に5日 30分間の自転車運動を3ヶ月行っただけでも・・・
(血管年齢)
80代→60代
50代→20代
週に3日 30分間のウォーキングを3週間~5週間続けただけでも・・・
(血管年齢)
65才→50才
60才→50才
※あくまでも参考値です。
たとえ軽い有酸素運動でも
継続することによって
血管が若返る 可能性があるということです。