シャビとイニエスタ
NHKの「ミラクルボディ」という番組を見ていたら
スペインのシャビ選手が
周りの状況を一瞬のうちに把握して相手陣形を切り裂く抜群のパスを出せるのは
普通の選手と違って ・ ・ ・
「大脳基底核」 を使っているから と描かれていました。
一瞬で判断しなければならないことは
人間の考える力の源になっている
脳の 「前頭前野」 の部分で考えていたら全然間に合わなくて
やっぱり古いタイプの脳の部分を使っているんだということが分かって
一人合点がいきました。
瞬時に周りの状況を把握したら
過去の自分の何十年にもわたるサッカー経験の中から
同じような状況の中で上手く行ったパスコースを無意識のうちに取捨選択し
そのまま無意識のうちにキックをする。
たぶん言葉に表すと 「直感に従って・・・」
ということになるのでしょうか?
やっぱり複雑な状況の中で瞬間的に決断をしなければならない時は
過去の膨大な経験や情報の中から
古いタイプの脳を使って 「直感で決める」
ということも有効なのかもしれませんね。
いままでは
人間を人間たらしめている 「前頭前野」 が一番すごいのではないかと思っていましたが
最近は、大脳の中の 「古いタイプの脳」 が
実はとんでもない能力を持っているのではないかと
正直 疑っています ・ ・ ・ ・