運動量と免疫力の関係
イリノイ大学で
マウスによる運動量と免疫力の研究をしたそうです。
インフルエンザに感染させたマウスを
下記の3つのグループに分けて実験しました。
(1) 運動しないグループ
(2) 程度な運動をさせたグループ
(3) 長時間の激しい運動をさせたグループ
後日その生存率を調査したところ
長生きの順番は下記のようになったそうです。
(2)適度な運動 > (1)全く運動しない > (3)長時間の激しい運動
それぞれ生存率で言うと
(2) 適度な運動グループ 82%
(1) 運動しないグループ 43%
(3) 長時間の激しい運動をさせたグループ 30%
マウスの実験ですから一概には言えませんが ・ ・ ・
適度な運動は病気に打ち勝つ力を引上げてくれる可能性はあるが
過度にハードな運動は
逆に免疫力を落としてしまう可能性が高いということですね。
運動に打ち込んでいる選手などは
元気いっぱいのように感じられますが
実は、免疫力の低下に悩んでいるのかもしれません。
僕の近くの人を見ていても
トップアスリートのレベルに近い人ほど
コンディションの維持に悩んでいたり
その維持に気を配っている人が多いように感じます。
健康目的で運動をする場合には
やはり適度な " 量 " というのが肝心のようですね。
また、それ以上のレベルになってくると
今度は、コンディションの維持にも
気を配る必要がありそうです。