アスリートも実は免疫低下に悩んでいる
以前、知り合いのトップ市民ランナーの方からお話を伺ったのですが・・・
「実はシーズン中に5、6回は必ず風邪を引いてしまうんだ」
また別のランナーさんからは
「マラソンランナーは健康で全然病気にかからないっていうイメージがあるでしょ?」
「実は、結構みんな風邪を引いたりして身体弱いんですよ~」
「そんな事、はずかしくてみんなに言えないけど、実際はそうなんです」とのこと。
何で運動すると健康になる! っていう常識があるのに
実際には風邪やインフルエンザに掛かって寝込んでしまうのか?
そのカギは、普段1日24時間365日の間
病気から身体を守ってくれている「免疫」というチカラにあります。
実は・・・
運動すると健康になるよ! は
「軽~中程度の運動」 までなのです。
んっ ? ? ?
逆に
記録を狙うようなハードトレーニング = 免疫力が低下してしまう
のです。
ですから、ハードなトレーニングを積み重ねているみなさんは
結構 コンディション管理に苦労されているのではないでしょうか?
ハードな運動をすると逆に免疫力が下がってしまうのは
運動によって強い筋肉損傷が起きると
免疫力が先にそちらの修復で目一杯の能力を使い果たしてしまうからなんです。
すると
病気から身体をガードするという働きが手薄になって風邪やインフルエンザに
かかりやすくなってしまうのです。
反対に軽~中程度の運動は
筋肉を動かすことによって血液の流れが良くなり
免疫細胞が全身に行き渡ってバッチリガードしてくれることで
より健康になれるという訳ですね。
少し涼しくなって空気も乾燥してきたので
選手のみなさんはしっかり食事をとって
充分な睡眠もとってケアしてくださいね。
あっ と それから・・・
お風呂が身近にある方は
「長湯」 にぜひトライしてみてください!
42度のお湯に10分以上浸かると
「ヒートショックプロテイン」という特殊なたんぱく質が増えて
免疫細胞の働きが活性化するのです。
ご興味のある方は下記の本をおすすめしておきます。
「加温生活」 伊藤要子 先生
健康になるだけではなく
運動パフォーマンスもUPするそうですよ。
お風呂好きの日本人には最適ですね!!